* 愛実 *

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目が覚めると、あたしはいつの間にか遼ちゃんの腕の中にいて、 ぎゅっと抱きしめられていた。 遼ちゃんと目が合って、「おはよう」って言ったら、 遼ちゃんも「おはよう」って言いながら、あたしの髪の毛を触っている。 やっぱり恥ずかしい感じがしたけど、髪を撫でられているのも気持ちよくて、 そのまま静かにしてたら、 その手に頭ごと引き寄せられて唇が重なった。 .
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