* 遼輔 *
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苦しいと言って顔を上げたアイツが、照れてるのか、マジで苦しかったのか分からないけど、顔を赤くして俺を見上げるのを見て、俺はまたアイツの唇を塞ぐ。 さっきより、少し熱を込めていくと、アイツの身体に力が入ったのが分かった。 そして、俺は、我に返る。 ―――『ヤバい。今、朝だし』 .
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