多分ね、俺って影薄いんです

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「お前、すごいなあ。あの会長を謝らすなんて」 「そうそう、激レアじゃね?」 生徒会室から解放された俺たちは教室へと向かっているのだけれど… 2人が興奮しながら話しているのを横で聞きながら、へえ…と思ったり。 「そんなに珍しいのか?」 「「珍しいよ!」」 はあ…そうなのか。 「あ、そうそう、俺は岩崎 弘イワサキヒロ。よろしく!」 そう言ってきたのは、俺より若干、若干背の高い、爽やか君。真面目君らしく髪が黒いしピアスやネックレスもしていない。ただ、第三ボタンまで開けたワイシャツが少しエロいwww 「僕は青木 典人アオキノリト。よろしくねえ?」 青木は背が小さく160無いくらいの身長。フワフワ茶髪パーマをかけ、耳にピアスが一個ずつついている。 童顔らしく、目はパッチリし、声もまだ変声期が来ていないのかと思うくらい高い。 「俺は、東条薫。1-Aだけど…君たちは?」 「「俺(僕)達は1-Sだよ?」」 こいつらS組かよwww
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