執事の使命

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そして、パーティーは何事もなかったように再開された。 「あ、あの執事やばいぞ!」 「下手したら俺たちも殺されるかもしれん。」 「あの顔見たか?」 「ああ…あの女、人を殺したっていうのに笑っていやがったな…」 「王女様もそうさ、無表情で男を見つめ、その後もまた笑顔でパーティーを楽しんでるぞ」 2人の男がコソコソと話をしていると後ろから… 「どうしたのですか?具合でも悪いのですか?」 「い、い、いえ大丈夫です。」 「そうですか。具合が悪いようでありましたら、お申し付け下さい。」 「は、はい。ありがとうございます。」 「では、パーティーを楽しんでいって下さい。」 「それでは」 話しかけて来たのは執事のエレナであった。
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