執事の使命

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「お前ら全員手を上げろ!王女様がどうなってもいいのか!?」 男がナイフを王女の首元に近づけ今にも刺しそうな勢いである。 「きゃーっ、何すんのよ!!」 「あんたのせいで、どれだけ俺達が大変な思いをしているか分かるか?」 「俺はあんたを殺す!!」 「ま、待て金ならいくらでもやる。だから王女の命だけは助けてくれ!」 豪族の1人が慌てながら、呼び掛けた。 「あんた達はそうやって、全てを金で解決しようとする汚い人間だろうが!!」 「王女を殺した後、あんたらも皆殺しだっ!!!」 男が吠えるように叫んだ。 「死ねーっ!!」 グサッ!!
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