いつもの朝食

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私は自分の部屋に戻ってお兄ちゃんが新しく買った下着を履き、 学校の制服に着替えた。 因みに制服も兄に着られたため、 これは五着目だ。 私より派手なバグパイプ奏者のチェックスカートを履いたお兄ちゃんと、 キッチン側のテーブルの前に座った。 「パパは?」 「リビングのピラミッドで瞑想してるわよ、 宇宙でなく地獄に行けば良いのに!」 毒づきながら朝食を並べるママを尻目に、 私はリビングで宇宙と交信しているパパ昭夫の肩を揺すった。 「ほらパパ~! チャネリングは後にして朝ご飯食べよ~」 「ピラミッドパワアァァアァ!!!」
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