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「すみません、旅行用の雑誌ぐらいしか見つかりませんでした。」
そういって置いたものはふんだんに出し惜しみなくカラー印刷された雑誌だった、色つきの雑誌はないことはないが写真まで色をつけているものは珍しいとにしか言いようがなかった。
「ここですね。」
指した先には星のマークがついておりそこから矢印が四方八方に広がっている。
おそらくここが彼の出身地日本だろうが、問題が発生した。
「私は世界地図を見たいと言ったのだが?」
「いや、これ世界地図。」
「からかうのも大概にしろ!」
流石にここまでくると頭に血が上った彼女はガタリと椅子から立ち上がった。
「日本!?そんな物存在するわけないだろ!貴様はっ」
そこまで発言した時いきなり大きく壮大でリズムカルな音楽がなる、その音楽は一度聴いたら忘れらせない力を音楽に疎いメリッサでさえ感じさせられた。
「・・・すみません自分のタイマーですこの時間になったらガソリンスタンドを閉めていたので。」
彼はそういってまた長方形の物体をだしその音楽を消した。
「それは?」
「携帯電話ephoneです結構古い型ですけど。」
そういい彼は長方形の物体を彼女に向ける、すると気のせいかそこに時計が見え、その下にはそれをいじるパネルらしきものが見える。
「三日前から繋がらなくなりましてね、ちょっと困っています急に周りが山になったりしらない町があったりと訳の分からない現象が起きましたがあなた方が来てやっと確信が持てました。」
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