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----ガラガラ…
クラスにいた全員が俺たちの方を向いた瞬間、
『きゃー!!!!!』
『宮澤くんと大島くんだぁ!!!!!』
『はるなちゃんもいるー!!』
『可愛いー///』
なんなんだこの騒ぎ…
俺たちってこんなに有名人だっけ??
『ハル??早く席つけよ』
そんななかでも優貴は至って冷静
にゃんにゃんは少し頬を赤らめながら優貴の後ろにくっついていた
みんなが騒ぎはじめて少し経ち、俺も少し馴れた
『宮澤くん、彼女いるの??』
『アドレス教えて!』
『あたし○○。よろしくね?』
俺の周りにはいつの間にか女子がたかっていた
優貴にヘルプを求めて目で訴えると優貴は『ばーか』と口パクで言ってきた
バカはおめぇだよ!!!
こんなにも親友が困ってんのに…あーにゃんにゃんのとこ行っちゃったし!!
とりあえずこの場から避けたくて
『俺彼女いないから。つか用あるからちょっとごめんね』
って軽く上目遣いをして逃げた
背後からは
『なにあの上目遣い!!かわいすぎでしょ///』
なーんて
まぁこういうピンチの時にはしのぎ技も必要だよね!
若干走って逃げたし今日初登校だし今いる場所が全く分からない
とりあえずここは3年のいる3階に来ている
しかも今日は入学式だから上級生はいない
人気が全くなくて寂しくなったから屋上に行ってみた
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