ニノ章。更に日常。その後?

8/9
前へ
/12ページ
次へ
片手に紫いもの重みを感じながら調理室へと向かった。 途中、トイレに行きたくなりリクに荷物を任せトイレに寄った。 事を済ませ、手を洗う最中である。 あの違和感だ。 「…ッ!」 身震いがする。 しかし周りには何もない。 いつもの俺なら逃げ出すだろう。 しかし、その違和感を知りたい。触れてみたい。と言う欲に負けて洗面台を触り出す。 蛇口、ノズル、ハンドソープ、くまなく探すがわからない。 排水口、足元の配管、鏡。 鏡? そこで違和感は消えた。 「なんなんだ…今の…」 待たせている友人を思い出し急いでトイレを出た。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加