prologue-復讐から幕開く物語-

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初めまして、紳士淑女の皆様。 私はこの世の人間の闇“復讐”を売り物にして生きている《復讐屋》と申します。 以後、お見知り置きを。 さてさて、貴方に今現在、復讐したい人間はいらっしゃいますか? “復讐”の理由等何でもいいのです。 些細なことでも、深刻なことでも。 時にはイカれたお客様も御来店致しますが、私にはお客様の精神状態等どうでもいいこと。 大事なのは、“復讐したい”という強い感情です。 ただ、復讐の方法により値段は異なりますので… こちらに御来店の際は大金を持ち合わせていると便利です。 さぁ、 貴方の御名前と年齢と御職業をお書き下さい… 復讐したい人間の名前も忘れずに……ね。
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