プロローグ

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月明かりが君を照らす その凛とした背中には、幾重にも重なった覚悟がある 彼女は言う、自分は造られモノだと、怪物だと そして、青白く冷え切った、血色の無い両手を、哀しげに見つめる。 あぁ・・・ この戦争に勝利したいという帝国の欲望は、どこまで彼女を苦しめるのだろうか。 そして、僕は彼女に、銃口を向けた。
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