小夏の昔話

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「坊主!!ぶつかっといて何様のつもりだぁ!!」 「ご・・・ごめんなさい・・・。」 いらだっている男達と小さな男の子一人。 この光景で、助けようとする人はいない。 はずだが? 「なにこんな小さい子に喧嘩ふっかけとん。それでも武士なんか?」 少女が目の前にたちはだかった。 彼女の手には、木の棒が持たれている。
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