ヒーロー

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清々しく晴れたある日の光景。 掟のとおりに悪役とヒーローは演技を進めていた。 三人の人間と中ボスランクの蟹みたいな、敵が大きな銃を持って 「きさまらの命もここまでだぁ!!このスーパーキャノン砲の力の前にひれ伏すがいい!」 「みんな!変身するぞ!」 「「「オー!!」」」 目映い光りが5人のヒーローを包み込む。 そのときだった 変身中のヒーロー達目掛けて一人の青年が突っ込んで行った。 赤みがかった髮と首にかけたヘッドフォン。さらには金属バットに高い背と学生服がとてもダサイ。 青年はヒーロー達をなぎ倒し満足そうに高笑いをして、敵に向かって高らかに宣言た。 「お前は今日、俺が殺す」 敵もヒーロー達も疑問のマークを浮かべたのが見てわかる。 「明度の土産に教えてやろう、俺の名は広羽。最強にして最高のヒーローだ」 で自信満々なドヤ顔 「あ、あの…俺達が倒すんだけど…、そもそもキミは、ヒーローじゃないよね?」 変身しかけの青タイツが広羽に話しかけにいく。 「五月蝿い、殺すぞ」 「お前、本当にヒーローなの?」と聞きたくなるのはわかる。殺すなどとサラリと言うヒーローなど居て欲しくないものだ。 「さてさて、それではshowtime!派手に行きましょうか!!」
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