プロローグ

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俺の名前は黒岩巧。 どこにでもいる普通の中学生で野球クラブに入っている。 運動は得意な方だが、勉強は少し… 巧「ふぁぁぁぁあ… !? もう8時過ぎてんじゃん!?」 いつも通りギリギリまで寝て慌ただしい朝を迎える。 俺の家は学校のすぐ近くにあるため、登校には一分もかからない。 (いつも、ギリギリまで寝ている理由はこれだ) そして学校に着くと… ?「おはよう!!」 巧「おはよう。」 こいつの名前は米澤愛里。 俺のクラスメイトでバレー部のキャプテンをやっている。俺と同じで運動神経は良い方だが、勉強は俺と同じレベルだ。(ちなみに彼氏もいるらしい) 巧「今日凌平は?」 愛里「さぁ?今日はまだ見てないよ。」 巧(遅刻か…) そして朝のチャイムが鳴ると… ガラガラガラ!! ?「セーフだろ!?」 巧「アウトだよ!!」 こいつが先程話していた上野凌平だ。こいつは俺達とは比べ物にならないほどの運動神経の持ち主だ。どれをやらしても簡単にやり遂げる。(マラソンは俺が勝つけど…) 凌平「今日知里子ちゃんは?(笑)」 巧「うるせ! まだ話してもねーよ!!」 知里子と言うのは、俺の片思いの相手、徳永知里子の事だ。 生徒会に入っており、剣道部に入っている。 知里子「おはよう黒岩!!」 巧「おはよう。」 知里子「明日の修学旅行の説明会黒岩も出るんでしょ?」 巧「あぁ。やりたくねぇけどクジで当たっちまったからな…」 知里子「あはは!!」 正直言うとカワイイ。 ヤバイ… そして学校が終わり、家へと帰ると野球の練習へ。 毎日これの繰り返しだ。
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