第一夜 「黒主学園夜間部」

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「きゃ―――っ」 「やったじゃん!」 先程の女子二人が騒ぎながら優姫達の横を過ぎて行く。 たたたっ 『…お前があいつに好意を持とうが 俺には関係ないが わかってるだろうな?』 じろ 【こいつは錐生 零(きりゅう ぜろ) もう一人の風紀委員だ】 ドキリ 『(うるさいな)わかってるよっ ″あの人達が″ 私達とは違う存在だってこと』 見目麗しい彼ら 夜間部は ただのエリートの 集団じゃない カサ 枢の持っていた薔薇がたちまち枯れた。 普通科の 一般生徒が 知らない秘密 彼らは全員 『吸血鬼』だ
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