†1 僕の時間。

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Re:4 『正直だね。気に入った。  友達になろうよ。    』 Re:5 『バカだね、あなた。  それより私の名前とアドレス  どこで知ったの?     』 Re:6 『名前はアドレスから  予想出来た。  メアドは俺もよく分からない  けど気付いたら手元にあった。  それ解明するためにも  メール付き合ってよ。』 Re:7 『メール限定ならOK。  それでいい?    』 Re:8 『OK!  じゃ、そういうコトで  ヨロシク!結衣ちゃん。 』 顔も知らない。 声もしならい。 怖いもの見たさ。 興味本意。 突っ走ることしか知らない。 ただ楽しければ良かった。 スリルがあれば、もっと良かった。 どうして俺のアルバムの中にあの紙切れがあったのか…。 “結衣” 俺と、似た名前の女の子。 俺が、 あのメアドを見つけたのは 運命だったんだ。 携帯に手を伸ばしたのは必然だった。 俺の 本能だったんだ……。
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