0人が本棚に入れています
本棚に追加
「助けてっ!!」
私は大声を出してしまった。私はサンタではなく、腹黒な泥棒かと思っていたのだった。
そこにいた人は、突然、私が動き出したことによって相手も声を上げた。
「えぇぇっ!?何ぃっ!?」
それはかなり怖じ気付いた声で、その人は腰が抜けた。その勢いで部屋にあったものは落ちて、騒ぎが起きた。母さんも駆け付けてきてしまった。
「ちょっと…何これ!?」
お母さんが電気をつけてくれたことによって、その人の正体がわかった。
彼は、
正真正銘のサンタさんであった。
最初のコメントを投稿しよう!