序章 ~最初の旅~〔旅立ち〕

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「ほらーもう朝だよーナーツん!」 俺はその声で起きてしまった。 と、その前に確認したいことがある。 俺は一人暮らし。 ここは家の中(の多分二階のベッド)なので人が入ってくることはない。(普通は) じゃあ、 だれだ? わからなければ、 聞けばいいのだ。 「だれ?」 と、聞いてみるが、 「ほらほらー起きるおきるー!」 と、名のらずに布団をとられてしまった。 無視。 やっと、ここで気づいた。 (この声には聞き覚えがある)と そう。 多分、レイナ。 《レイナ・ランテス》
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