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快晴―――
そんな明るさとは対象的な
黒髪をもつ少女。
少女がただ道を歩いている
季節は彼女の服装からして
夏の様に思われる。
「あっぃ………」
黒髪の少女―
谷崎 雷香は呟いた
その顔は立ちはこれまた
黒髪とは対照的な
白い肌の上に
無駄なものを全て省いたような
すっきりとした顔をしていた
さて、彼女がなぜ
炎天下を一人で歩いているか
それには分けがある
が、そのわけは
後々分かるだろう。
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