ある日。ある夜。

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『だーかーらー!その、[あの子]って誰なんだよ?!』 多分近所迷惑になってそう。 『それは....』 一旦言葉を切らせるオリオン。 『あなたが見つけるの。あなたの近くにいるから。』 俯いた顔が更に俯く。 『どうやって?』 そんなオリオンの意味深な言葉だけは分かった。 『あの子は....あなたに想いを寄せている。その事を忘れないで....』 語尾が少し悲しげだった。そんな声に落ち着いて居られず近寄った。
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