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確かに…修羅場…。
京子は雅人と言い争いになり、口をつぐむ。
「京子さん!なに黙ってるんだよ!!」
「………」
「都合が悪くなると黙る!」
「ごめんなさい」
雅人は京子の言葉を無視し、ベッドから起き、服を探す。
「…服もスマホも無い…」
雅人はバスタオルを腰に巻き部屋を見て回る。
「やっぱり!!無い!!」
京子も無言で雅人の荷物を探す。
「京子さん…窓もドアも開かないし、食糧って…」
京子は小さな冷蔵庫を開ける。
「雅人クン…1,5リットルの水が2本…バナナ5本…だけ…」
美空による監禁生活の始まり。
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