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「…吉田…すまん…」
「高木!!お前!!」
「…あの…雅人さん、吉田さん、失礼します…」
「「美空ちゃん!!」」
雅人と吉田は二人で声を上げる。
「雅人さん!今度、私の家に遊びに来て下さいね!!」
「…うん…親御さんと年が近いかも…若い彼氏じゃなくて申し訳ないな…。」
せっかくの彼女の誘いなのだが、若い彼女と15歳年上な自分、不釣り合いかな?戸惑いを覚える。
「私が好きになったんだから、年の差なんて関係ありません!!」
「…うん…ありがと…」
「けっ!高木、ムカつくくらい愛されてるじゃん!!」
吉田は、土偶と埴輪を俺と彼女に渡して研究室を去っていった。
「あばよっ!!」
吉田は走って去って行った。
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