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「じゃあ…今度の日曜日に自宅に来て下さい!!」
吉田の走り去った後、彼女と二人で約束を交わした。
「ご両親は…怖いお父様が居るとかない??」
「父は亡くなりましたので…」
「だから、俺みたいなオッサンが好きなの?」
「雅人さんは、オッサンじゃないですっ!!」
彼女は俺にしがみつく。
「…ありがと…」
俺の人生の中でのモテ期かもしれない。
彼女は軽く唇に触れるキスをして研究室を出ていった。
甘い香りを残して…。
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