86人が本棚に入れています
本棚に追加
“簡単な御守り、その他の技法”
簡単な“御守り”…その呼び名の通り、簡易で作成も容易な御守りです。
霊力を充填する必要はなく、材料そのものに邪気を退ける効果がありますが、あくまでも“簡易”なので、殆どが一時的に凌ぐ為のものだと思っていて下さい。
①「御守り」
餅米を一掴み、粗塩を一掴み、小豆を年齢の数だけ木綿の袋にいれて持ち歩く、これだけで弱い霊から、ある程度は自己防衛が可能です。
②「姿隠しの御守り」
菖蒲と蓬から数枚ほど花びらと葉を取り、太陽の光に浴びせて乾燥させてから、小さい袋に詰めます、執拗に付きまとうストーカーゴーストや死霊の類から、貴方の姿を見えにくくし、逃れやすくしてくれます、ただし祓う事は出来ません。
③「塩盛り」
部屋の四隅に塩盛りをします、基本的に右回りに配置していきます、これによって簡易結界となり、弱い霊なら部屋に侵入出来なくなります。
④「酒風呂」
米を原料とした清酒を、小さなコップ分ほど湯船に入れて混ぜて下さい、先に体を洗い流し清潔にしてから、湯船に身を浸します、時たま頭や顔にも湯を浴びせて下さい、10~15分ほどしたら、湯船から上がって構いません、これを続ける事で、ある程度の霊的防護の効果を得られます。
⑤「柳の輪」
枝垂れ柳の枝を三本、1メートルほど採取します、それを編み込んで縄にし、輪の形を作ったら霊が侵入してくるドアや窓に吊り下げましょう、すると輪に霊が引っかかり、捕らわれる事になります。
⑥「鈴」
なるべく美しく、響きよい音を立てる鈴を購入しましょう、嫌な気配を感じたら、一定のリズムで鈴を鳴らし続けましょう、特に怨霊には効果があり、鳴らしながら逃げる手もあります。
⑦「月光剣」
クリスタルチップ(サザレ)を箱に入れ、そこにナイフ(金属製のペーパーナイフでも良い)を入れてチップに埋め浄化します、そして“満月の夜のみ”箱を開いては、ナイフを出して月光に浴びせます、これを数ヶ月ほど続けると、月の力を帯びたナイフが、霊に苦痛を与える簡易な武器になります、ただし内包した力を全て使うと、ただのナイフに戻ります。
⑧「赤土と硫黄」
赤土と硫黄を水に溶いて、混ぜ合わせた水を壁に塗ると幽鬼が家内に侵入できなくなります。
⑨「南天」
ドアや門の所へ、南天を植えると、近寄ってきた霊を吸収してしまいます、ただし霊を吸い込んだ南天は枯れてしまいますので、お礼を言ってから処分しましょう。
最初のコメントを投稿しよう!