“簡単な御守り、その他の技法”

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“簡単な御守り、その他の技法”

簡単な“御守り”…その呼び名の通り、簡易で作成も容易な御守りです。 霊力を充填する必要はなく、材料そのものに邪気を退ける効果がありますが、あくまでも“簡易”なので、殆どが一時的に凌ぐ為のものだと思っていて下さい。 ①「御守り」 餅米を一掴み、粗塩を一掴み、小豆を年齢の数だけ木綿の袋にいれて持ち歩く、これだけで弱い霊から、ある程度は自己防衛が可能です。 ②「姿隠しの御守り」 菖蒲と蓬から数枚ほど花びらと葉を取り、太陽の光に浴びせて乾燥させてから、小さい袋に詰めます、執拗に付きまとうストーカーゴーストや死霊の類から、貴方の姿を見えにくくし、逃れやすくしてくれます、ただし祓う事は出来ません。 ③「塩盛り」 部屋の四隅に塩盛りをします、基本的に右回りに配置していきます、これによって簡易結界となり、弱い霊なら部屋に侵入出来なくなります。 ④「酒風呂」 米を原料とした清酒を、小さなコップ分ほど湯船に入れて混ぜて下さい、先に体を洗い流し清潔にしてから、湯船に身を浸します、時たま頭や顔にも湯を浴びせて下さい、10~15分ほどしたら、湯船から上がって構いません、これを続ける事で、ある程度の霊的防護の効果を得られます。 ⑤「柳の輪」 枝垂れ柳の枝を三本、1メートルほど採取します、それを編み込んで縄にし、輪の形を作ったら霊が侵入してくるドアや窓に吊り下げましょう、すると輪に霊が引っかかり、捕らわれる事になります。 ⑥「鈴」 なるべく美しく、響きよい音を立てる鈴を購入しましょう、嫌な気配を感じたら、一定のリズムで鈴を鳴らし続けましょう、特に怨霊には効果があり、鳴らしながら逃げる手もあります。 ⑦「月光剣」 クリスタルチップ(サザレ)を箱に入れ、そこにナイフ(金属製のペーパーナイフでも良い)を入れてチップに埋め浄化します、そして“満月の夜のみ”箱を開いては、ナイフを出して月光に浴びせます、これを数ヶ月ほど続けると、月の力を帯びたナイフが、霊に苦痛を与える簡易な武器になります、ただし内包した力を全て使うと、ただのナイフに戻ります。 ⑧「赤土と硫黄」 赤土と硫黄を水に溶いて、混ぜ合わせた水を壁に塗ると幽鬼が家内に侵入できなくなります。 ⑨「南天」 ドアや門の所へ、南天を植えると、近寄ってきた霊を吸収してしまいます、ただし霊を吸い込んだ南天は枯れてしまいますので、お礼を言ってから処分しましょう。
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