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只今、作成を説明した【ハーブウォーター】や【マジックオイル】は、近代では比較的にマイナーな術で、あまり用いられるケースは無いかもしれませんが、幾つかの魔女術(ウイッチクラフト)を紹介しましょう。
オイルを左手に持ち(利き手が逆なら左右を変える事)ながら、願望や目的を出来るだけ明確にイメージして下さい、それらのイメージがオイルに流れ込んで、一つになるように。
それをキャンドルやドールなどの媒体に塗り付けて、術者の願望や目的が染み込んだオイルが、塗った媒体に付加されます。
つまり術者の願望や目的が、物質的に存在する物となったと言える訳です。
こうした術者の意志や思いが注入されない限り、いかなる魔術具も霊的な力も帯びませんので、こうした作業は必ず必要だとご理解下さい。
オイルをキャンドルに塗る場合、ポジティブな願望を叶えるならば、数分間…上から下に丹念に塗ります。
逆にネガティブな願望を叶えるならば、、下から上に丹念に塗ります。
この時、すでにオイルに貴方の願望や目的はもちろん、聖別されて霊的な力を帯びた物になってはいますが、より精度を高める為に、キャンドルに塗り付けながら、願望や目的を徹底に集中して作業して下さい。
この作業を行う前に、キャンドルに火を点火してはいけません、術に使うキャンドルは“純潔”でなくてはなりません。
仮に色彩を混ぜ合わせる為、赤や黒のキャンドルを溶かし混ぜたとしても、形を成した後は同様に、オイルによる願望や目的の付加が成されるまで、点火は厳禁です。
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