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色はイメージし易い順で、色彩を変化させて構いませんよ。
・例(青→緑→黄→赤)
こうして単一色のみで終わらせず、イメージした色の光を徐々に別の色へと、変化させられるように練習して下さい。
イメージ4
初心者に必要な最初段階のイメージ練習は、こちらで最後になります。
次は『自己の世界』をイメージします、これは主に儀式魔術にて使われますが、イメージによって自身の心の内に、固有の世界を作り描くのです。
それでは練習を開始してみましょう…
先ずは弛緩法で体をリラックスさせながら、床に座って下さい。
そして目を瞑り、最初は何も考えないようにして呼吸法を行い心を鎮めます。
そして心身を落ち着けたら、自身が好ましく思う風景、または建築物などをイメージして下さい。
条件としては、なるべくなら…視野が広い所や、見晴らしが良い風景、高所から遠くを見渡せる建築物の上に立っているような視点が良いです、そのイメージした世界に“自身が居る”のを想像して下さい。
例えば“花が咲き乱れた草原”を世界としてイメージしたなら、そのイメージの世界に、しっかり自分が立っているのを想像します、そして“見ている”風景をしっかり覚えて下さい。
イメージには限界があります、どうしても細部はボヤケてしまいますが、出来るだけで構いませんので、なるべくハッキリとイメージを覚えて、世界を固定して下さい。
そしてイメージした世界を覚えたら、先の固定した世界を、魔術を使う世界として自身に認識させるべく、繰り返し『自己の世界』をイメージして、よりきちんと思い浮かべられるように練習をしましょう。
もしも、儀式魔術とは関係なく、自然に『自己の世界』が迷いなく思い浮かべられるようになったら、先ずは最初の段階!ではありますが…“基礎技術”を習得したと言えるでしょう、最初に言いましたように、ある程度まで出来たら、今の時点ではオーケーです。
もちろん、より精度を高める基礎技術はありますが、現時点では難しいかもしれませんし、基礎を完璧にマスターするには何年も練習しなくてはなりません、…何より練習中の“見習い”である貴方が、基礎ばかりでは飽きてしまうと思われます。
なので、ここは一旦基礎を修了とし、次からは『儀礼魔術』の練習に入りましょう。
いよいよ『魔術』の練習です。
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