プロローグ

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王子が花嫁を選ぶ舞踏会の前夜に 私は不思議な夢をみた 姉たちは着飾り私に家事もろもろの雑務と嫌味を吐いて 上機嫌で舞踏会に出かけて行った ここまでは私にとっては別段変わりのない日常の夢だった 淡々と家事をこなす私の元に 魔法使いなるうさんくさいばーさんがやって来て ガラスの靴とその他諸々を無償で与え 私は晴れて舞踏会デビューを果たしてしまうのだ
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