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友達:「はいコレ♪」
私:「?」
友達:「礼はいらねぇ。私しゃ、湿っぽいのは嫌いだ。」
私:「あんた・・・コレって・・・」
友達:「あんたが卒業する時必要だと思うし役立つと思うからさ。」
私:「えっ・・・でも」
友達:「こういうのって最初が肝心よね。」
私:「ちょっ・・・・あの・・・」
友達:「最初ってちょっと緊張するよねぇ。どうしようって思っちゃうし。」
私:「・・・・ねぇ。」
友達:「開くときってさ、ドキドキするよね。私匂い嗅いじゃうんだよね。これ私の癖アハハハハ♪」
私:「おいコラ」
友達:「ん?」
私:「これ既に持ってる。」
友達:「えっ!!そうだったのー?」
私:「そうだったのって、この前アンタに見せたでしょ?」
友達:「あーそうそう思い出した♪『私これで新たな一歩を踏み出すんだぁ♪』ってはしゃいでたよね。あの時アンタの姿ときたら・・・・・ブッ・・・・ざまぁ」
私:「黙れ。今さりげなく不様って言っただろ。絶対言っただろ!」
友達:「まっ2つあっていいんじゃない?仕事用とプライベート用で分けて使いないさいよ。」
私:「無駄使いだ。あーもうどうすんだよ、コレ。早く返品してきてよ。」
友達:「はーい。」
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