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「…ヒッ……」
グレイシーはゴブリンに触られ思わず小さな悲鳴をあげてしまう。
逃げようにも手を縄で結ばれており、周りはゴブリンに囲まれてすぐ捕まってしまう。
それ以前にグレイシーは恐怖により足が震え動くことが出来なかった。
そんなグレイシーをしり目にゴブリンたちは話す。
「よーく見ればこの娘、上玉じゃないか」
「そうだ、いい案が思い付いたぞ。この娘を犯そうぜ。そして終わったら口封じで殺せばいい。でも、まぁ、俺たちの奴隷になればそのままずっと利用できる」
「そりゃあ、いい案だ。殺してもどうせこいつは犯罪者だからな」
「そうだ、そうだ犯罪者は罰を受けないといけない」
ゴブリンたちはそう言うと一体はグレイシーを後ろから押さえつける。
他のゴブリンはニヤニヤと笑いながらグレイシーに手を伸ばす。
アゴを上げグレイシーの瞳を見つめる。
それだけでグレイシーの全身を恐怖が支配した。
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