1716人が本棚に入れています
本棚に追加
/297ページ
「はぁ、はぁ。大丈夫俺たちは君の味方…だ」
ブシャァァァァァ!!
右にいた男はそうグレイシーに告げると勢いよく鼻血をだしそのまま倒れる。
真ん中の男が倒れた男に話しかける。
「おおっ!よくやった圭介!38秒新記録だ!妹系に近いロリ体系の子にによく堪えた!最後に何かないか?」
「今度は美女のパンツに生まれ変わりたい…そしてふふふ……」チーン
「おい、圭介。大丈夫だ!お前は死なない。というかどうしちまったんだ!?そういうのは白川の役目だろ」
そう、鼻血で倒れたのは圭介。そして真ん中にいたのが紀人である。残るは和成。
和成はグレイシーにローブを脱ぎ近づく。
「あー君、悪いけどその格好どうにかしてくれないか。うちの圭介がもたないんでね」
その言葉にグレイシーはハッとし自分の姿を見て、顔を真っ赤にする。
グレイシーは和成が差し出したローブを受けとり体を隠す。
「おい、紀人・圭介もう大丈夫だぞ」
和成がそう言うと圭介は何事もなかったように立ち上がり紀人もグレイシーのもとに集まる。
そして紀人は訊ねた。
「なぁ、お前はどうして襲われてたんだ?それにどうして1人でこんな所に?」
最初のコメントを投稿しよう!