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「平ちゃんと祝言上げて、死ぬまで、死んでからも一緒にいるはずだったのに」
晋の瞳から光が消えかかっている。
平助は晋のからだrを抱きしめる。
晋「ごめんね。へ・い・ち・ゃ・ん。さ・き・い・く・ね。わ・た・し・の・分・まで・・・・生きて」
風は吹き上げると同時に晋は目を閉じた。
藤堂「晋。晋。うあああああああん」
晋は愛する人の腕の中で短き生涯に幕を降ろした。
皆、悲しみにくれる。
それはその場には留まらず、晋を知っている人は全員ないた。
数年後、明治へと入り、三権分立やら立法君主制になったりといろいろ変わっていく時代。
藤堂平助はすべてが終わるとみんなの前から姿を消した。
誰も彼の行方を知ることができなかったのだった。
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