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『『『『『ええっ!!』』』』』
周りは叫ぶが二代と忠行は気にしない
二代「拙者は色々と甘えてたで御座る。だから、忠行にこれ以上甘えないためにも、結婚の話はなかったことにして貰いたいで御座る。無論、忠行のことはずっと好きで居続けるで御座るよ?」
忠行「jud.、ならお前が今よりいい女になったらまた嫁にしようか?」
二代「jud.、またその時、よろしく頼むで御座るよ」
にっこりと笑い頷く二代
喜美「やっぱりいい男ね忠行は」
嬉しそうに笑う喜美
忠行「ありがとよ、で?ヨシナオ教頭どうすんだ? 喜美が勝っちまったんだけど?」
すると麻呂が答えるよりも早く
インノケンティウス『そうだなあ。どうする気だ? なあ、おい』
その問いに麻呂は目を閉じ、考え込み
麻呂「葵・トーリ。貴様は、彼女を救ってどうする?」
トーリ「そしたら全部取り戻すよ」
麻呂「取り戻して、どうする?」
トーリ「一緒にいる。だって、なるべくサヨナラはしたくないだろ? 麻呂達、彼女とはもうお別れしなさいって、そう言いてえんだよな?」
麻呂「それは―――」
過去に後悔を滲ませる表情を浮かべるが
トーリ「麻呂。武蔵王が悩むなよ。王様は堂々としてなきゃ駄目だろ?」
麻呂はその言葉で、全てを決めた
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