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忠行「半年後に行われるヴェストファーレン会議がある」
インノケンティウスの顔が歪む
忠行「欧州史上初の政治的国際会議だ。三十年戦争の終結講和と、幾つもの国際法の会議だ」
インノケンティウス『だがそれは、ヴェストファーレン会議まで貴様らは聖連との全面抗争を行うわけだ。なあ? おい』
正純「終わりが見えていれば、凌ぐ意味もあります」
教皇総長を指差し眉を立てた笑みを作り
正純「大罪武装は本来の所有者に返して貰います!」
はあっ、と溜め息を吐きインノケンティウスは
インノケンティウス『最早面倒なので即座に言うが、聖連の代表として武蔵の判断には危険を感じる。当初の予定通り、ホライゾン・アリアダストの自害と、大罪武装の抽出、そして三河回復の為の武蔵の移譲を進めることとする』
トーリ「そっか。じゃあ、そっちはそっちで頼むわ。俺はホライゾンにコクりに行くよ」
インノケンティウス『貴様!』
忠行「俺も行くぞ、トーリ」
インノケンティウス『忠行!?』
忠行「旦那、悪いがホライゾンは殺させはしない。それが例え世界を敵に回したとしても………俺は俺の誓いを護る」
インノケンティウスは溜め息を吐き
インノケンティウス『ならこちらは予定通り行動する。干渉するというのなら、校則法に基づく相対が生じると思え。例えそれが忠行、お前であろうと容赦はしない』
忠行「上等、やれるものならやってみろ。もう誰も失わせはしない!」
そう言うと表示枠は消えた
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