動き出す英雄

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二代「正純か、中等部以来で御座るな。最もこれからは長い付き合いになるで御座るよ、お互い」 正純を見ずに言った。だが、その声は笑いを含んでいた だが、その直後 忠行「ガリレオ教授、俺の嫁に随分なことしてくれるじゃねえかっ!!」 冷艶鋸を刃一・五メートル、柄六十センチの大剣に伸ばしガリレオに斬り掛かった だが、淫蕩の御身により防がれた ガリレオ「その青竜刀は………神格武装かね?」 忠行「jud.、元信公が俺に残した最後の形見だな」 ガリレオ「ほう、あの元少年が残した最後の神格武装かね。実に興味深い、名をなんと言うのかね?」 冷艶鋸を見ながら言う 忠行「神格武装“冷艶鋸”だ」 ガリレオ「あの関羽が振るった青龍厭月刀か!」 ガリレオと距離を取り冷艶鋸の先端を突き付ける 二代「忠行、待つで御座るよ」 すると、臨時生徒総会に集まった武蔵の人々からどよめきが聞こえる トーリが階段の下を見て トーリ「おいおい! 麻呂に、麻呂嫁かよ!? 散歩か二人とも!」 麻呂「不敬な口をきくな! 麻呂は、武蔵王ヨシナオであるぞ!」 階段を登って来た武蔵王ヨシナオとその妻だった 正純「武蔵王、どんなご用件で?」 忠行「そうです、教頭!今から制裁を始めるんだから後に回して下さい!」 麻呂を見ずにガリレオを睨み付ける忠行 麻呂「やれやれ、学生達の暴挙を諫めにきたのだよ。教皇総長、ガリレオ殿にお帰り願いたい」
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