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忠行「どうしたの智ちゃん?」
首を傾げる忠行に浅間は尋ねた
浅間「教導院には来ないの?」
忠行「jud.、まだ来れない」
即答だった。浅間は困惑しながらまた口を開いた
浅間「ならトーリ君と喜美の家に一緒に来て? 今日こそはトーリ君を連れ出さないと」
心配の表情を浮かべながら浅間は言う
忠行「jud.、いいよ。だけど………トーリが自分で克服しないと先に進めないよ」
岩を殴った手に包帯を巻きながら忠行は言った
忠行「ホライゾンを殺したのはトーリだ。だけど、トーリだって望んでホライゾンを殺した訳じゃない。だから………恨みはしないけどさ」
浅間は素直に忠行を凄いと思った
忠行は妹のように可愛がっていたホライゾンをトーリが原因で目の前で失ったのだ
自分ならこんな冷静な判断は出来るはずない
服を着替えた忠行と並んで浅間は、トーリと喜美の家に向かった
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