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あれから数日経ち、私は転校先の神山高校の始業式に足を運んでいた。
時おりメルク教という謎の宗教からのこれまた謎の勧誘を受け、ポケットティッシュだけ無理やり渡されたことを除けば今のところは何も問題はない。
校舎に入った私はいきなり道がわからないという事態に陥った。
なので、私は近くにいた真面目そうな女の人に声をかけることにした。
「あ、あの~」
「はい、何ですか?」
その人は優しい声でこちらに振り向き、優しい笑顔をこちらに向けてくる。
その人の特徴は端正な大人っぽい顔立ち、明るい茶髪をポニーテールにしていて、それが大人っぽい印象を手助けしている。
それが肩から上のその人の印象・・・肩から下は・・・・・・・・・・・・
すごいおっぱ・・・
・・・高校生らしかぬ肢体を持ち合わせるとても綺麗な人だった。
「あの・・・私、転校してきた篠崎 佳奈子(シノザキ カナコ)って言います。今日転校してきて・・・その」
「今日転校してきたんですか?じゃあ私が転入最初の友達になりますね、私は三年三組の神崎優衣(カミザキ ユイ)です。よろしくね」
そう言って神崎先輩は眩しい笑顔を向けてきた。
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