第1章 球史に名を残すバッテリー

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洋の持ち味はこのコントロール 指先の感覚がものすごく優れていてまさにコントロールを身に着けるには最適だった そして多彩な変化球を持っていた スライダー・カットボール・カーブ・チェンジアップ・縦スライダー・シンカー・シュート・フォーク・ナックル・SFF その数10種類、取って置きもある 驚異的な数字だ さらに完投できるスタミナもある なのに何故ここまでの才能がありながら6位指名なのだろうか ?「良い仕上がりだな」 大柄のオッサンが現れた 駿「あ、監督見に来てくれたんですか。わざわざ二軍の練習場まで」 この男。オーシャンズ一軍監督の中山大貴(なかやま だいき) 現役時代の時に150勝と200セーブを達成した名球界入りした選手 高卒で一年目からローテーションに入りオーシャンズの黄金時代を支えた人である 30年間かけて積み上げてきた数字は伊達じゃない
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