第1章 球史に名を残すバッテリー

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そして現役を引退し次の年からオーシャンズの監督に就任した オーシャンズはここ数年3~4位くらいのAクラスとBクラスを行き来している状況だ 打撃力はあるが投手陣が壊滅的で試合が作れない こうなると乱打戦になり疲労が蓄積されやすい よってシーズン後半から疲労がピークに達し徐々に減速していく それがここ数年のオーシャンズだ 投手陣もチーム最多は15勝2人と悪くは無い ただその2人だけであり他は大きく負け越している 非常に残念だ 大「明日二軍で先発な」 中山は吐き捨てるように言った 洋「はい!?」 流石の仁も驚きを隠せない 大「じゃあね~。あ、明日の内容で昇格ありだからね~」 そう言って中山は出て行ってしまった 洋「・・・行っちゃった」 なんと突然の先発指名 駿「行っちゃったな・・・。どうする洋?」 洋「どうするって言っても・・・やるしかないよな。俺は抑えればいいんだし、点は駿太に期待してるからさ」 駿「そう言われるとやるしかないよね、任せろ、勝ってバッテリーそろって一軍に行こうぜ!!」 洋「ああ、じゃあ・・・帰って寝るか」 駿(・・・相変わらずマイペースだな) 駿太は半ば呆れ気味だ そういって洋と駿はブルペンを後にした 時刻は夜10時を回っていた
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