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天界歴二千九年 天空城・人間界への入り口
「アレイが人間界に行ってから一年、それを追いかけるように今年はクリス。
これが神の選択なのですか?」
人間界歴2012年 とある高校 校庭
「この魔法陣… 間違い無い、天界の人間界への入り口にあるやつと同じ…
あっちではもう一年経ったのか? そんなことより誰が…」
「アレイ! どうしたんだ? いきなり走りだしたりして。」
「天界からもう一人、誰かが来る。」
「何だって?」
「もう! 知輝速いよ。 どうしたの?」
「天界人がもう一人増えるんだと。」
「へ~」
(こいつ… 軽いな~)
「来るぞ」
その時
魔法陣が
光った
「うわっ!」
「まぶしっ」
(天界から… まさか…)
「ふぅ…」
「クリス…」
「「え?」」
天界歴二千十年 天空城・観測室
「大天使様! これをご覧ください!」
「なんてことだ… 人間界の一時間はこっちの一年だと? しかもこちらからは干渉できない… 人間界への入り口は?」
「問題ありません、依然として稼働しています。」
「そうか、アレイ… クリス… 頑張るんだぞ…」
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