修行開始

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人間界歴2012年 とある高校 教室  「まさか、クリスが成績優秀者になったとは。」 「え~そんなに以外? それよりこの人達は?」 「こっちの世界でできた友だ。知輝と佳花だ。」 「よろしく」 「よろしく~ クリスちゃん」 「よろしく二人共。 ところでこの一年間何してたの?」 「いや、何するも今さっき来たばかりなんだが。」 「天界と人間界だと時間の流れが違う…のかな?」 「多分」 「おい、クリス」 「何かしら?」 「お前も二年間修行なのか?」 「そうね。」 「家は?」 「そんなのあるわけないじゃない。」 「やっぱりか…」 思わず頭を抱えてしまう 「なら、俺の家に来ないか?」 「あら親切なのね? 裏でもあるのかしら?」 「そんなんあるか。」 「ふふっ、そうねここはお言葉に甘えようかしら?」 「ちょっと」 なんだよ」 (おい知輝、クリスに手を出すなよ?) (誰が出すか) (ならよし。) (あっそ。) 「なにコソコソ話してるのよ。」 「いや、何でも無い。 クリスはこれからどうするんだ?」 「アレイはこの学校に入ったのね?」 「ああ。」 「なら、私も入るわ!」 天界歴二千十一年 天空城・会議室  「このことから、人間界への入り口は封鎖・修行制度はなくすべきだと考えます」 「何故すぐ分からなかったのだ?」 「分からないですが、とりあえず、魔法陣も不安定になってきてます。即刻廃止にすべきでしょう。」 「最近行ったあの二人はどうするのだ?」 「七校で十二人行っていますので、戻ってきた時には17000年以上も立っているだろう。 その時は天界の新しい創始者として活躍してもらうしかないのう。」 「その間にすべきことがあるな。 まずはこの天界を護り抜くことだな。」
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