プロローグみたいな何か

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「神様になれたらいいのに」 誰もが一度は考える筈の叶わぬ願望。 そんなのが叶うなら、世界は神様だらけで、訳がわからなくなってやりたい放題の世の中になっているだろう。 そう思うと世の中は良く出来てるよな。 バランスがとれてるというか、秩序が守られてるよ。ホントに。 まあ、神様なんて本当にいるかどうかなんて誰にもわからない。 何かを神と崇めているにすぎないんだ。 でも、俺は知ってしまった。 神が本当にいると。 しかも、その神は俺たちが思っているほどありがたいものではないことを。 いきなり現れた天使ーーアフロディーテによって。
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