第一章~始まりの物語~

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「フ。遅い。 残像だ!」 そう叫び、我は避ける動作をした。 「ククク。なかなかやるな。タナトス。 だが、そちらのほうが模擬戦も面白くなるだろう。」 そう言って、ジャッジメントは姿勢を低くした。 「次はこちらが行かせてもらう。 新月の夜 完全なる闇に染まりし月よ 我に力を ヘルムーン・タナトオオオオォォス!」 そう叫んだ。 その瞬間、我が右目が三日月型に黒光りし、光線のようなものを放った。 そそして、ジャッジメントの右腕を貫いた。 「ぐわっ早い。 それにここまでの威力とは・・・ 何度もくらってはいられないな。 さすがダークネスだ。 あのレーザー部隊を一人で殺っただけはある。」 どうやらジャッジメントは今の一撃で右腕がイったようだ。 必死に押さえ込んでいる。
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