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ロングホームルームが終わり、我は椅子に座り、神話について書かれた書物を静かに読んでいた。
フ。まあ、人知を超えた存在に自分から近寄るような人間はそういないだろう。
そう思っていた。
「の・・・野口、君?」
我の隣に座っている少年がこちらに向かってそう発言した。
野口とは、誰だ。全く。
・・・
む?我のことか。
「何用だ?人間。」
そう返事した。
「ちょっと来て。」
その人間は、我の闇ノ衣(制服)をつかみ、我を最寄りのトイレに拉致した。
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