9人が本棚に入れています
本棚に追加
「な・・・何をする。人間。ただで済むと思うな。」
「すまないな。タナトス。
いや、タナトスはファミリーネームだからダークネスと呼ぶべきか?」
と、人間が発言したのだ。
こ、この人間は・・・
「貴様、何者だ?」
「我が名はジャッジメント・イノセンス・タナトスだ。
この世界では、柊茶太と呼ばれている。」
ジャッジメント・・・だと?
「貴様、本当にジャッジメントなのか?」
「ククク。そうだ。久しぶりだなぁ、タナトス。」
ちなみにジャッジメンントは、300年前に我と共に冥府に召喚された勇者の一人だ。
そして、我ら二人のネームに共通する『タナトス』というのは、この世界で言うファミリーネーム。
そう。苗字のようなものだ。
タナトスの化身であり、タナトスの下で暮らしてきたが故、勇者全員にタナトスの名前が共通で入っている。
最初のコメントを投稿しよう!