第一章~始まりの物語~

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「フ。これも運命の女神、モイラの悪戯なのだろうか。 この世界でも会ってしまうとは。」 「ククク。そうなのだろうか。」 こやつも相当な中二病なわけか。 ならば、やることは一つ。 「ジャッジメントよ。 久し振りに模擬戦を使用ではないか。」 「ククク。よいだろう。」 模擬戦というのは、お互いに技名を叫び戦闘を行うことだ。(※要するに妄想バトルです) 先に降参した方が負けというルールである。 「ククク。先に行かせてもらうぞ。タナトス。 リミッター解除。 暗黒龍神波」 そう言って、ジャッジメントは右手を前に出した。 その右手からは、闇龍の顔が7つ。 黒く不気味に染まっているのが見えた。 その龍が一斉に我に襲いかかってくる。
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