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でも…私、そんな悪い事した?
素朴な疑問が浮かびながら、皆の顔を見渡してみた。
それぞれ大小はあれど、表情が固くピリピリしている様にみえる。
が、やはり三ツ木さんはいつも通りだ。
(こんな面倒くさいことになるなら、無理矢理でも昨日の内に三ツ木さんから話を聞けばよかったな…)
そんな後悔が過るが、もうどうにもならない事。
私はため息をなんとかこらえながら、秋山が高遠君を屋上まで連れてくるのを待ったのだった。
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