X'mas&Birthday(翔×心咲)

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何でクリスマスに しかも、自分の誕生日なのに こんなに悩まなければならないのか 心咲は、頭をソファーに押し付けて項垂れてしまう。 もしかして もしかして、もう俺に気がないんじゃ だからイライラして そんな素振りは、今まで無かったけど… 気付かなかっただけ? そうだよなぁ 40過ぎのオッサンと同居して、何が楽しんだって話だしな 最近、お互い体力もないし 特に俺が そういう事もあんまヤらないもんな いや、したい訳じゃないんだけど 何だかんだ言ったって、男同士なんてヤるのがステータスなんじゃないのか と、言う事は 俺は、もう用済み 翔は、俺が邪魔なんだ… 「さき?みさっ心咲!心咲ってば!」 そう、名前を呼ばれ ハッと顔を上げる。 翔と目が合ってしまった。 「風呂あがっ…おい、何泣いてんだよ!?」 目が合った心咲が、涙ぐんでいる事に気付き 翔は、慌てて心咲の肩を掴んだ。 「ごめっ…」 何故か、慌てて涙を拭いて謝る心咲 「何がごめんなの?どうしたのさ急に」 翔は、不安になり 心咲を抱き締める。
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