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「・・・・・・今から帰る」 微かに声が震えたを三上くんは聞き逃さなかった。 「ならさっさと荷物まとめろ」 「え?」 三上くんは机の上に開かれた資料を棚に戻し、早くしろと急かしてくる。 「え、あ・・・・・・うん・・・・・・」 僕は言われるがまま、ペンケースをリュックにしまい、ストーブの電源を切った。 「鍵、閉めたら貸せ。俺が返してくるからお前は昇降口で待ってろ」
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