陰鬱なクリスマスイブ

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「なっ……! 私だってやろうと思えばそれくらい……」 「へえ。雨宿が? それは知らなかったな」 それくらい、という言葉にはどれ程の行為が意味されているのかは分からない。 「じゃあ明日は期待していていいんだよな?」 「勿論っ! 煉馬くんが望むことならなんでもするよ」 聞いているだけなら堂々と胸を張っているかのように思えるだろ? 残念。目は泳ぎまくりだしモジモジしてるし汗だって滝のように流れている。 「
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