第零話

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‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 「おはようございます。御祥様、ご用があると蜜來様に聞きましたが、」 「朝から、呼び出してすまないね、」 「いえ、大丈夫です」 「用とは……道場の、件だ」 道場について? 僕に関係なくないか? 「何故、道場について、僕に話すのですか?」 「いや、正確には、道場の刀についてだ」 「えっ?あ、はい」 刀?御祥様は何が話したいんだ? 「実は、刀に興味本位で触った人がいてな、まさか、君は触っていないだろう?」 !? まさか、あの日見たのか、本当になっているなんて、
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